| 報道関係各位
2003年10月6日
株式会社イーエルティ
アップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッド
イーエルティ、アップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッドと
組込みLinux(R)の移植のための新トレーニングコースを共同開発
− イーエルティ オリジナルトレーニングコースに追加し、12月より開催 −
株式会社イーエルティ(本社:東京都港区、代表取締役社長:坂本秀人、以下、イーエルティ)は、GNUツールの開発サポート、Linuxのトレーニングなどを行うアップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッド(本社:米国ハワイ、代表取締役社長、中村憲一、以下、アップウィンドテクノロジー)と組込みLinuxの移植のためのトレーニングコース「ELT-3500組込みLinuxポーティングコース」を共同で開発し、2003年12月から開講することを本日発表いたしました。
近年、携帯機器、情報端末、デジタル家電、IT機器等の多機能化により、ミドルウェア、アプリケーションが豊富に用意されているLinux OSを採用した製品開発が進んでおりますが、一方、組込みLinux OSのスキルを持ったエンジニア不足が大きな問題となっております。イーエルティでは本年1月より、組込みLinuxの基礎知識を習得する「組込みLinux速習コース」と、組込みLinuxをポーティングする際の前提となるブートローダやデバッグモニタの移植に関する技術習得コース「ブートローダーポーティンコース」の実践トレーニングコースの2コースを定期開講すると同時に、お客様の環境に応じた「カスタムトレーニングプログラム」を開設しており、現在、大手家電メーカを中心に予想以上の反響を頂戴し、110名を超える受講者を輩出しております。
組込みLinux OSを搭載しての開発は、使用するターゲットボードに対し、すでにLinuxカーネルが移植されていることが前提とされております。従って、全く何もない状態から開発をスタートすることは、非常に困難であり、予定以上の工数がかかることで開発期間を圧迫してしまうケースが多いことや、Linuxカーネルの移植作業をアウトソーシングすることにより、多額の開発費が発生しています。イーエルティとアップウィンドテクノロジーでは、これらの問題を解決するとともに、現場の技術者のスキルアップを図ることを目的に、組込みLinuxの移植のためのトレーニングコース「ELT−3500組込みLinuxポーティングコース」を共同で開発しました。
今後両社は、組込みLinux開発で必要とされる技術をシームレスに習得できるトレーニングコースを共同で開発してまいります。
「ELT-3500組込みLinuxポーティングコース」
カスタムハード上でLinuxカーネルを動作させるためには、Linuxサポートパッケージ(略称:LSP)の移植方法を理解する必要があります。本コースでは、組込みLinux本体のポーティングを対象とし、併せてLinuxルートファイルシステム構築手法やシステム構築に関しての技術習得を図るコースで、組込みLinux開発において必須となる技術です。受講者の方が3日間の演習を通じて実際に移植作業を行うことで、短期間で移植作業のノウハウを身につけることが出来ます。
[コース内容]
- 移植設計
- クロス開発に必要なドライバ移植
- システム運用に必要なプログラム選定
- Flashベースでのシステム構築
- ルートファイルシステム構築
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[トレーニング環境]
- 開発ホスト: PC(RedHat7.2)
- 使用ソフト:イーエルティ社製
Embedded Linux Reference Kit for MontaVista
- 使用ハードウェア:アットマークテクノ社製
Armadillo-HT1070
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●詳細情報・お申込みはイーエルティ ホームページをご覧下さい
URL: http://www.emblit.co.jp
●受講に関してのお問合せ先:
株式会社イーエルティ 営業部
TEL : 03-5251-4350 FAX : 03-5251-4355 E-mail : sales@emblit.co.jp
両社からのコメント
株式会社イーエルティ 代表取締役社長 坂本秀人 からのコメント
組込みLinuxは、広義の空洞化現象が起きており、市場のニーズに即した組込み機器の製品開発を行うためのインフラが非常に不足した状況が続いています。組込みLinuxに対応した開発環境やLinuxの優れたディストリビューションが市場に浸透しつつありますが、最大のインフラである組込みLinux技術者が非常に少なく、これを業界全体で底上げしていかないと、今後急成長する組込みLinuxの市場を支えきれません。今回のアップウィンドテクノロジー殿との共同開発による組込みLinux移植トレーニングは、弊社のトレーニングの中での中核的な位置づけのサービスであり、幅広い需要に応えるものと確信しております。
アップウインドテクノロジー・インコーポレイテッド 代表取締役社長 中村 憲一氏 からのコメント
この度、イーエルティ殿と弊社が共同開発いたしましたトレーニングコースは、組込みLinux技術者がスムーズに組込みLinuxカーネルを自社のターゲットボードに移植できることを目的としております。本トレーニングコースでは、イーエルティ殿が販売されており実績のある組込みLinuxリファレンスキットとターゲットボードを使用しており、実際の開発現場での作業をシミュレートするような演習を行います。そして、両社が持っております組込みLinuxの移植作業におけるノウハウを演習を通じて講師から直接提供することにより、組込みLinux技術者の技術力の更なる向上に必ず貢献出来るものと確信しております。
株式会社イーエルティについて
株式会社イーエルティ(本社:東京都港区、URL: http://www.emblit.co.jp 代表取締役社長:坂本秀人)は、組込みLinuxのツールインテグレータとして、2001年5月に設立されました。近年の世界的な傾向として、情報端末、家電、自動車等の多機能化により、ミドルウェア、アプリケーションが豊富に用意されているLinux
OSを採用する製品が急増しており、日本でも本年は、Linuxを使用した製品がさまざまな市場から数多く販売されると予想されますが、家電、OA、自動車等、機器メーカが従来使用していた組込みOSから組込みLinuxに移行する場合、製品開発に必要なツールの不足、組込みLinuxを使用出来るエンジニアの不足などの問題が生じています。イーエルティではそれぞれの市場でマーケットを獲得している、組込みLinuxベンダ・半導体ベンダとの協業を行い、Emblix
等の組込みLinuxに関するコンソーシアムへの積極的に参加するなど、組込みLinuxシステムに関して他方面からのアプローチを行い、組込みLinuxユーザが必要とする、統合開発環境、ハードウェアデバッグ環境、アプリケーション開発プラットフォームをターンキーで供給するなどの技術・サービスや製品群を提供しています。また、本年1月より、新たに組込みLinux開発エンジニア育成のための実践トレーニング事業の展開を開始し、快適で効率の良い組込みLinux開発のための、トータルソリューションを提供しております。
アップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッドについて
アップウィンドテクノロジーは、2002年8月にアメリカ合衆国ハワイ州において中村憲一により設立された非公開の株式会社であり、日本では神奈川県横浜市青葉区に営業所を設置しております。アップウィンドテクノロジーは、世界中の半導体ベンダやメーカの技術者を対象としたGNUソフトウェアの開発とサポート、GNU/Linuxカーネルの移植やデバイスドライバの受託開発、コンサルティング、そしてセミナーやトレーニングコースの開催などの技術者教育までを手がけるソフトウェア技術者集団です。詳細情報は、当社のWebサイト(www.upwind-technology.com)をご参照ください。
本社所在地 : 2222 Kalakaua Avenue, Suite 605, Honolulu, Hawaii 96815 U.S.A.
設立 : 2002年8月
資本金 : US $15,000
代表者 : Kenichi Nakamura (President)
事業所 : 日本支店(横浜市青葉区、中村憲一代表取締役)
事業内容 : GNUツールの開発・サポート/ドキュメントの整備/トレーニング(オンサイト含む)、RTOS eCosのトレーニング、GNU/Linuxカーネルの移植、GNU/Linuxシステム用デバイスドライバの開発、MontaVista Linuxのトレーニング、GNUツール・eCos・GNU/Linuxのコンサルティング、インターネットを利用した各種情報提供サービスなど
以上
Linux は Linus Torvalds の登録商標です。MontaVista は MontaVista Software, Inc. の登録商標です。
その他のすべての名称は、各社の商標、登録商標、またはサービスマークです。
【問合せ先】
株式会社イーエルティ
企画開発本部 製品企画部 マーケティングコミュニケーション担当:横山
TEL : 03-5251-4350 E-mail : news@emblit.co.jp URL: http://www.emblit.co.jp
アップウィンドテクノロジー・インコーポレイテッド
中村 憲一
TEL : 045-911-3335 E-mail : nakamura@upwind-technology.com
URL : http://www.upwind-technology.com
印刷用PDFファイルは、こちらです。
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